青森県株式会社のケース(14)vol.084

aomori's hands

個人 【法人】
生命線 取引線(売上仕入線)
運命線 取引先線
知能線 製品線
感情線 社員線
太陽線 市場線
結婚線 関係線

社員線を見ると、コストセンター(左)は至って平均的な印象だが、利益を生むプロフィットセンター(右)は、手のひらを横断するほど長い。

矛盾がある。これが興味深い点のひとつ目だ。

システム会社の指摘にもあったように、青森社はレンタル管理の事務が主な業務だ。
潜在ニーズを引っ張り出して、サービスの仕組みを作ることを利益の源泉として運営してきた。

現在のプロフィットセンターは、その仕組みをより魅力的に見せて回る営業部ということになるが、人数比でいえば圧倒的に少ないことは先ほど確認した。

また、その働きも他社との競争に負けて鈍化し続けている。

かといって、事務が特別優れているというわけでもなく、とてもコア・コンピタンスだとは言えない。

そして、業界をリードすべく行ってきた、身の丈を超える設備投資もむなしく、市場線は短く、シェアはイマイチ、ブランド力も期待したレベルとはかけ離れて弱い。
社長は大いに矛盾を感じていることだろう。

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