個人 | 【法人】 | ||
① | 生命線 | ⇒ | 取引線(売上仕入線) |
② | 運命線 | ⇒ | 取引先線 |
③ | 知能線 | ⇒ | 製品線 |
④ | 感情線 | ⇒ | 社員線 |
⑤ | 太陽線 | ⇒ | 市場線 |
⑥ | 結婚線 | ⇒ | 関係線 |
社員線を見ると、コストセンター(左)は至って平均的な印象だが、利益を生むプロフィットセンター(右)は、手のひらを横断するほど長い。
矛盾がある。これが興味深い点のひとつ目だ。
システム会社の指摘にもあったように、青森社はレンタル管理の事務が主な業務だ。
潜在ニーズを引っ張り出して、サービスの仕組みを作ることを利益の源泉として運営してきた。
現在のプロフィットセンターは、その仕組みをより魅力的に見せて回る営業部ということになるが、人数比でいえば圧倒的に少ないことは先ほど確認した。
また、その働きも他社との競争に負けて鈍化し続けている。
かといって、事務が特別優れているというわけでもなく、とてもコア・コンピタンスだとは言えない。
そして、業界をリードすべく行ってきた、身の丈を超える設備投資もむなしく、市場線は短く、シェアはイマイチ、ブランド力も期待したレベルとはかけ離れて弱い。
社長は大いに矛盾を感じていることだろう。