岩手県株式会社のケース(10)vol.102

『技術を、相手かまわず、見境なくばらまく』
これは、岩手社のオヤジさんの仕事観に反する行為なだけでなく、効果が表れるまでの速度や確実性も信頼できない。

どこの誰だかわからない人間が、勝手な思惑や不確かな技術で、ちぐはぐな時期に行動されては、彼らがビジネスを仕掛ける相手であるビア社ではかえって疑心暗鬼になり、今より一層岩手社をアテにするようになりかねない。

そもそも、独断で技術を公開したことで抗議してくるだろう。

権利は岩手社にあるとはいえ、事業への妨害行為として損害を主張されでもしたら、とてつもなく厄介なことになる。

窮状を訴えても助け舟を出すどころか、要求を強めてくるような忌々しい相手だが、下手な刺激は避け、むしろ相手の利にも配慮する必要がある。

だから、急を要する岩手社の救済法はもっと主体的に行われるようにしたい。

ホームページの読み手の反応を知り、実際の行動に移すほどに前向きな相手には、適時に必要な情報を提供していけるようにする。

そのためには、技術のすべてをサイトに掲載するのではなく、どのくらいの熱意と技術力を持つ相手かの見極めが為されるような仕掛けをしておきたい。

(実際、冷やかしで連絡してくるような、いかがわしい業者も多いことだろう)
無名の悲しさである。

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