青森県株式会社のケース(15)vol.085

そうだとすると、青森社の2度目の成長カーブは、社長らしくない行為だったかもしれない。
自ら事業拡大を選択して懸命に頑張りすぎてしまった。

そんな、身にそぐわない行動の結果ではあったが、社員が増えてきた。
いつの間にか大勢の人生を背負う立場になってしまったが、これも縁だ。
それなら今度は当然、幸せはみんなで一緒に分かち合うものだ。

自然とそんな考えに至り、それこそが、統制という言葉とは縁遠そうな青森社の社長が上手に社員をまとめている理由ではなかろうか。

(やはり、青森社の手のひらに表れている「社員の統率力」の意味は、『社員を統率する社長の能力』を象徴したものか?)

あなたは【法人】に、この3年間で25回繰り返された青森社の“創業神話”の部分だけを抽出するよう要求した。

以前、北海道社のテキストマイニングをした要領だが、今回は場面を限定し、社長の発言だけに絞ったせいで瞬時にデータが表示された。
この程度の分量なら可愛いものだ。

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