岩手県株式会社のケース(3)vol.095

ビジネスが予想以上に急成長したときに起きる代表的な問題は「品質低下」だ。

これは、製品の品質である場合もあるし、事務品質の場合もある。

それから見落としがちなのが、自社は何とかしのげても、外注先や提携企業がパンクしてしまうことだ。

他社の内情までは詳しく知らないから、そんなに切羽詰まっている状況が把握できず、急に納期が遅れだしたり、ミスの連発が起きて何事かと追及したら、「そんなオーダー数に応じられる能力はない」と打ち明けられることがある。

事業を始めたばかりの無名企業と組んでくれるのは、地元で同じように小さく事業を営む会社であることが多い。

釣り合いの取れる規模のうちは良いが、片方が急成長を始めると、もう片方がそれについていけなくなる。

ビア社の場合、急成長による自社内の品質低下は、親会社からの早々の援助により、さほど深刻にならずに済んだ。

資金援助によるインフラ整備が早かっただけでなく、人員不足についても、同じビルのフロア内にいるアミ社から応援要員が駆け付けた。

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